「ファシリテーションで広がる・つながる・盛り上がる」
2025年7月6日(日)14:00~16:00、ひの市民活動支援センター主催の研修会「ファシリテーションで広がる・つながる・盛り上がる」を開催しました。
講師には、八王子を拠点に活動するファシリテーション勉強会「アンディ」代表の小林万里子さんをお招きしました。
当日は猛暑の中、地域でさまざまな活動に取り組む20名の方々にご参加いただきました。
前半:ファシリテーションの基礎を学ぶ
研修の前半では、ファシリテーションの基本的な考え方について学びました。
ファシリテーターに求められる資質として、「目配り・気配り・心配り」が大切であることが紹介されました。
また、センター事務職員による会議の寸劇を通して、「ファシリテーションがどのように機能しているか」をグループで話し合い、理解を深めました。
後半:実践的なグループワーク
後半は、参加者同士でグループに分かれ、ある議題についてファシリテーションを意識した話し合いを行いました。
異なる意見を尊重しながら、合意形成へと導くプロセスを体験することで、実践的な学びを得ることができました。
参加者からは、「自分の団体でも合意形成に苦労している」といった声が多く寄せられ、質疑応答の時間には活発な質問が飛び交いました。
アンケートでは、以下のようなコメントいただきました。
グループワークでの活発な意見の交換が大変有益でした。
2時間という限られた時間の中、とても充実していました。
どんな集まりでも「否定しない」「話を最後まで聞く」というグランドルールに対して合意形成することがスタートになるように感じました。仕事の会議でも取り入れられるとよいなと思いました。
効果的なグランドルールを知りたいと思いました。(人の話を否定しない等のほかにも)
ファシリテーション=場づくりのイメージで参加しましたが他にも必要な心構えがあるという理解や知識が深まり実践ワークではいろんな進め方や考え方があり奥深いなと感じました。
先生の話を一方的に聞くのではなく、グループごとにワークがあったのでとてもよかったです。
若い世代の方々も参加しやすい取り組みがあると良いと思います。